国王杯準決勝

11日目は、国王杯準決勝です。
1試合目: DKV ジュベントゥ vs FC バルセロナ
2試合目: タウ・セラミカ vs レアル・マドリード

どこが優勝してもおかしくないチームばかりで、結果は全く予想がつきません。まずは練習見学でお世話になったジュベントゥを応援です!!

準決勝試合開始。
ぼくたちは練習見学でお世話になったジュベントゥを応援します。ルディやルビオの活躍を期待します!

相手のウィンタートゥールFCBはスーパースター軍団です。2006年の世界選手権に各国代表として参加した選手が大勢います。スタートの5人は、
 PG:ヤカ・ラコヴィッチ(スロベニア代表)
 SG:ファン・カルロス・ナバーロ(スペイン代表)
 SG:ジャンルカ・バジーレ(イタリア代表)
 PF:ジョルディ・トリアス(スペインB代表)
 C:デニス・マルコナート(イタリア代表)
という超豪華メンバーです。特に3人のガード陣は破壊力抜群です!

残念ながらジュベントゥは負けてしまいました。スーパースター軍団相手に、前半は2点リードで折り返すも、3Qが11 - 28とバルセロナの怒涛の攻撃により点差が開き、そのまま試合終了となりました。
 ジュベントゥ 70 - 84 ウィンタートゥールFCB

16歳の新鋭ルビオがスティールからの速攻などで流れを作り、一度は一ケタの点差までつめ寄りました。ゾーンプレスやトラップディフェンスなど何とか自分たちのペースにしようとコーチ陣もかなり試行錯誤していました。しかし勢いや流れだけではどうにもできない力の差を見せつけバルセロナが快勝。ジュベントゥの国王杯への挑戦は終わりました。

ぼくたちも必死に応援しましたが、その思いも届きませんでした。しかし、こんなにすばらしい試合をする選手たちと1週間同じクラブで練習見学をしていたと思うと、何か不思議な感じがしました。たった1週間お世話になっただけでこれだけ盛り上がれるので、地元の人たちは想像できないくらい興奮しているのでしょうね!

2日続けての試合となった両チームの試合も、最後まで勝負か決まりませんでした。前日の疲れも感じさせず、息が詰まりそうな緊張感で試合は終盤を迎えました。最後タウの3Pが決まれば逆転勝利!・・・かと思いましたが、リングに嫌われ、勝負あり。接戦を制したのはレアル・マドリードでした。

 タウ・セラミカ 72 - 74 レアル・マドリード

タウはスコラをはじめ、インサイド陣のファールトラブルが痛かったかもしれません。

会場は超満員で、良いプレーには敵味方関係なく大きな拍手や声援がおこりました。また、選手がヒートアップするにつれ、応援団も気合が入り、大迫力の応援合戦がくり広げられました。すでに試合の終わったチームの応援団も、純粋にバスケの試合を楽しんでいて、一緒になって会場を盛り上げていました。

またチーム(クラブ)同士のライバル関係もありそうでした。ジュベントゥのクラブチームの子どもたちは、レアル・マドリードに対してライバル意識があるようで、2日ともレアルの相手チームを応援していました。

 

明日の決勝は、
ウィンタートゥールFCB vs レアル・マドリード
の対戦です。サッカーと同じく名門チーム同士の対決です。サッカー以上の盛り上がりを期待しましょう!